腸の病気

腹痛になる男性

潰瘍性の大腸炎になった場合に工夫する事で得られる事

原因はいろいろと言われていますが、大きな原因としては腸内細菌に対する異常な免疫反応があるとされています。腸内には有害な細菌に対して、それをやっつけようとする免疫反応が働いているのですが、腸内細菌に対しては、普通人間は、そのような免疫反応を起こさずに、腸内細菌と共存しています。ところが何らかの原因で免疫反応が強く起こってくると、正常にある腸内細菌に対して、免疫反応を起こして、その結果腸内で炎症が起こる事が潰瘍性大腸炎の大きな原因と考えられています。潰瘍性大腸炎と診断されますと治療になりますが、治療法は大きく分けて食事療法と薬物療法と手術になります。手術は薬では治らないという患者さんに行うわけですが、だいたい全体の中で手術をされる方は、患者さんの内10パーセントぐらいになります。潰瘍性大腸炎は医療費の助成制度の対象疾患に指定されていますので、所定の手続きを工夫して行う事により、判定によって一部あるいは全額の医療費補助を受けれる事が出来るようになります。

潰瘍性大腸炎の現在の取り組み

潰瘍性大腸炎は免疫の異常が強く関与しています。免疫を調節する役割を持った薬を使います。その代表的なものとしては、5−アミノサリチル酸製剤で、免疫機能を少し抑えたり、調整するような薬です。これで十分でない場合にはステロイドという薬を使って、更に免疫を抑えていきます。そして症状が落ち着いて安定した状態になると免疫抑制剤を使われる事もあります。医療は、どんどんと進化しています。潰瘍性大腸炎の治療に現在では、インフリキシマブという新しい薬が出来てきて、非常に良く効きます。この薬は、潰瘍性大腸炎の時に、炎症に関与する物質であるTNFアルファーを抑制する薬です。今までの薬で、十分に効果が得られなかった人とか、また下痢や血便が非常に強くて、普段の生活に非常に支障をきたす方、更にその結果、入院しなければならないような、比較的症状の重い方に使うケースが多いです。

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